「親知らずの抜歯は大変だ」とよく言われていますよね。
生えているならまだしも、埋まっているなら抜かなくても良いのでは?
…と思って避けていた私ですが、ついに先日、「4本一気抜き」で抜歯してまいりましたので、その体験談をご紹介したいと思います。
これから親知らずを抜く方、親知らずを抜こうか迷っている方、不安が絶えないと思います…。
なるべく細かく記してみようと思うので、ぜひ参考にしてみてください!
抜歯すると決めたなら、これだけは絶対に準備しておこう!
親知らずの抜歯を受けるにあたって、準備しておいたほうがいいものがいくつかあります。
まず、
★最初の診察から入院前検査までに準備しておくもの
- 時間と余裕(マジで)
- 紹介状(大きな病院で抜いてもらう場合)
- レントゲン写真(大きな病院で抜いてもらう場合)
時間と余裕はとても大事。
大きな病院であればあるほど、予約していたとしても待ち時間が長いです。
そして、抜歯してからめちゃくちゃ腫れて痛みますので、ある程度まで痛みや腫れが引いてくるまで何もやる気が起きません。
大体1周間くらいで落ち着いてきますが、抜糸まで食べられる物も限られてきますし、毎食後の歯磨き・うがいが必須になりますのでご注意!
大事なお仕事が入っていない、比較的ゆったりできる時期を選びましょう。
また、街の歯医者さんで診察を受けて紹介状を書いてもらうと、大きな病院に行く際に話も早いです。
ついでにレントゲン写真も渡されると思うので、それを持っていくと大きな病院で再度レントゲンを取る必要がなくなりますので、手間が省けます(^o^)
次に、
★入院日までに準備しておくもの
これには助けられました…。
医療機関で高額の費用がかかってしまう場合にとても便利な制度です。
下記に詳しく記載しておりますので、どんな制度か早く知りたいという方はリンクでジャンプしちゃってください\(^o^)/
親知らず抜歯に至るまでの流れは?
それでは、親知らずを抜くと決めてからの流れをご紹介します。
実は私、大の歯医者嫌いで、口の中の痛みがものすごく苦手なんです。
抜歯をするなら絶対に麻酔で意識を飛ばしてほしい!!
そんなワガママを貫き通した結果、自宅近くの歯科医院に紹介状を書いてもらって総合病院で抜歯をすることになりました。
あくまで「私の場合」のお話ですが、参考になればと思います(^o^)
レントゲンと紹介状を持って総合病院へ
まず、総合病院で最初の診察です。
ささっと口の中を診てもらったあと、持ち込んだレントゲンの写真を見ながら現在の親知らずの状態をあーだこーだ説明を受けます。
そして、痛みにかなり弱いこと、機械音や振動が苦手だということなどを伝えました。
※ここでちゃんと自分の意思をお医者様に伝えることがとても大事です!
その結果、
「全身麻酔で、下の親知らず2本だけ抜きましょう」
ということになり、次の診察の予約をして終了。
全身麻酔をするので、1週間ほど入院が必要とのことでした。
全身麻酔を行うにあたっての検査をする
2回目の診察は、朝イチ。
なんでも、全身麻酔をするにあたっての事前検査に丸1日かかるんだとか…。
そんなこと言って、午後イチとかに終わるんでしょ~(´ε`)♪
とか思っていたのですが、マジで1日かかりました。
時間に余裕のある日に検査を行うのをオススメします。
この日のスケジュールは
- 採血
- 尿検査
- レントゲン
- 入院予約
- 入院説明
- 全身麻酔についての説明
- 麻酔科の先生とお話
- 歯科外来
なかなかハード。
帰路につく頃には検査疲れでフラフラでした。
なんなら、一気に説明されても入院日まで覚えていられる自信ない(笑)
とりあえず検査結果に異常はなかったので、手術日を決めて帰宅しました。
入院日は、手術の前日に決定!
人生で初めての入院です。どきどき。
入院同意書と緊急連絡先を書いてもらう
これは、入院説明のときに用紙をもらいますので、それに記入してもらえばOK(^^)!
ですが、続柄を記入しないといけないんですよね…(^_^;)
彼に書いてもらうにも、続柄がかけない…。
と、いうことで私は郵送で母に送りつけました。
写メで「これでいい?」と確認がきたのですが、続柄に「子」と書いてあって吹きましたw
ちょっと待って!あなたは私の母です!!(気をつけましょうw)
役所で限度額適用認定証を発行してもらおう!
親知らずの抜歯だけならまだしも、入院・全身麻酔・投薬にかかる費用のことを考えると、ゾッとしますよね…。
そんな方のために、限度額適用認定証というものがあります。
これはどんなものか調べてみたところ
高額療養費制度では、医療機関より請求された医療費の全額を支払ったうえで申請することにより、自己負担限度額を超えた金額が払い戻しされます。しかし、一時的にせよ多額の費用を立て替えることになるため、経済的に大きな負担となります。
あらかじめ「限度額適用認定証」の交付を受け、医療機関の窓口に提示することで、医療機関ごとにひと月の支払額が自己負担限度額までとなります。
※食事代や保険適用とならない費用(差額ベッド代など)は別途お支払いが必要です。
参考:全国健康保険協会
と書いてありました。
どうやら、自己負担分に限度をつけてくれる制度のようです。(名前の通り)
所得によって区分と自己負担限度額が変わってきます。
所得区分 | 自己負担限度額 |
---|---|
区分ア (標準報酬月額83万円以上の方) |
252,600円+(総医療費-842,000円)×1% |
区分イ (標準報酬月額53万~79万円の方) |
167,400円+(総医療費-558,000円)×1% |
区分ウ (標準報酬月額28万~50万円の方) |
80,100円+(総医療費-267,000円)×1% |
区分エ (標準報酬月額26万円以下の方) |
57,600円 |
区分オ(低所得者) (被保険者が市区町村民税の非課税者等) |
35,400円 |
例えば、私の区分は「エ」でしたので、限度額は57,600円です。
入院中の食事などはこれに該当しないので、実際に支払う金額は(たとえ入院費が10万になっても)57,600円+α(食事代など)だけで済むという大変ありがたい制度です。
あとは入院するだけ!~余談~
ここまでの準備が整ったら、あとは入院するだけです!
他にも、元気に動き回れるうちに済ませられることは済ませちゃった方が楽ですよ~!
私の場合は、退院後すぐに引っ越しが控えていたのですが、特になんの準備もせずに入院していまいました。
退院後にやればいいや~(´ε` )と軽い気持ちだったのですが、現実は甘くなく…(^_^;)
- 1週間特に運動もせずにベッドで寝たきりだったので、体力がない。
- 抜歯後は柔らかいもの(おかゆとか)しか食べられず、体力がない。
- あまり動き回ると体がだるくなる→発熱したり腫れが気になったりする。
最終的には、風邪ひきましたので…w
退院後しばらくは安静にできる環境を作るようにしてくださいね(*^^*)
コメント